はじめまして、天才美容学生の木村賢司と申します。 by 木村賢司 | POOL MAGAZINE(プールマガジン)
はじめまして、天才美容学生の木村賢司と申します。 美容業界を代表するようなPOOLMAGAZINEオーサーの中では、「なんだこのガキ」と思われることは容易に想像できます。 そんな疑問を払拭できるかどうかはわかりませんが、 まずは、僕の生い立ちから綴らせて頂きます。 僕が美容師になると決意したのは【高1の夏休み】でした。 手先が器用だったので、「何らかの職人になるんだろう..」と小学生の頃から漠然と考えていましたが、特にコレといったきっかけはなく、そもそも美容師は『髪を切る人』としか認識しておらず、思い当たることといえば中学の時に色んなワックスを買っていたことくらいです。 ではなぜ美容師を志したのか? 『直感』でした。 自分は将来どんな職に就くのかなーとぼんやり考えていたら、ふと"美容師になる自分"が頭の中に見え、「あ、自分は美容師になるんだ。」と感じ取った訳です。天命を受けた気分でした。 それから美容師という職について調べ、情報を集め、この先『髪を切る人』では食べていけないと感じました。 そこで自分が出来る事として、とにかく知識をつけようと考えました。 「髪」「肌」「腸」「健康」「化粧品の成分」について独学で膨大な知識を叩き込みました。 そして高校卒業手前になり、2年後には自分は「美容師」だと気づき、ただ焦る気持ちで一杯になり、とにかく出来る事を考え、将来のお客様からの支持を得るために【Twitter】での情報発信を始めました。 次第に若い支持者が増え始め、POOLMAGAZINEのオーサーであるairの木村さんに発見頂き、今に至ります。 なぜ僕は高校生の頃からこのような努力を続けるのか? それは、実家が貧乏だからです。 僕には一人の兄がいます。 僕と兄の養育費でいっぱいで、税金を支払えない時期もありました。 節水どころか用を足す際は母や兄を誘い、まとめて流すようにしていました。 夏の日中は電気を消す。うちわであおぐ。夜は外で涼む。 冬はおばあちゃんから貰った羽毛布団で寒さを逃れました。 もちろん美容学校に通うお金なんてありません。 奨学金を借りても返す余裕すらありません。
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