とても深いプールマガジン。

美容師さんは顧客を増やすためにいろいろな事を考えて模索します。

お客様を増やす為に行った具体的な事は「臨機応変」という言葉を捨てた事 by 木村直人 | POOL MAGAZINE(プールマガジン)

今月のプールマガジンオーサーテーマは… 「お客様を増やす為にやった具体的な事」 というテーマです。 「〜〜やって集客した」 みたいなのってプールマガジンの内容としてはちょっと薄いかなー?と思うのでより突っ込んだ話を。 サロンワークにおいてよく聞くキーワード(ウチだけかもですが)の一つに「臨機応変」という言葉が印象的です。 僕は割とその表現を聞くと「???」と思ってしまいます。 「お客様一人一人に対して柔軟に対応する。時間、メニューなども含めて」 そういう風に聞くと非常によく聞こえるかもしれませんが、どちらかというと僕が取り組んだ事の本質でいうと… 「臨機応変」というキーワードを捨てた事。 が挙げられます。 1・お客様個人個人にムラが出ることを嫌った。 僕が一番に考える事は「誰であろうがお客様。変わらない事」を考えた。 かつては「臨機応変スタンス」だったかもしれない。 例えば… 「時間、メニュー」などにおいてもすごく柔軟に対応していた。 雑誌が最もブレイクしていた時に、信じられないくらいのお客様に来店していただいてその全てに対応しようとしていた。 まぁ、当たり前ですよね。 「僕は自我が保てなかった」 その結果どうだったかというと、その「臨機応変に対応していた”つもり”」が自分のキャパも超えまくり、仕事にもムラが出てペース配分もできず、おまけに処理能力も乏しくお店全体に迷惑をかけていた様に思う。 結果、僕の売り上げは上がった。 だが… 「果たして、お客様は幸せだったのだろうか?」 と思った。 お客様も色んなタイプの方が来店なさる。 「細かなオーダーをする方もいれば、全く何も言わない方もいらっしゃる」 そう、そういった中で「柔軟」と言えば聞こえはいいが果たして… 「個人個人に対してムラはなかっただろうか?」 そういった疑問が生まれた。 そうして僕は考え方を変える様になった。 2・キャパの範囲内でMAXのパフォーマンス。自分に制限をかけ精神を一定に。 長年通って頂いているお客様に…「木村さん、最近マイルドになりましたよねぇ。」と言って頂ける事がよくある。 「結婚したからかなぁ?年をとったからかなぁ?」 とはぐらかして答えるのですが、僕の中での答えはわかっている。 かつてそれだけ「ソリッド」に捉えられがちだったのは… 「マラソンを全速力で走り続けている状態」 だったからだ。

POOL MAGAZINE

これも1つの考えですかね。

僕ももっと自分を分析していかなければ。

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